痛くない
インフルエンザワクチン
「フルミスト」

痛くないインフルエンザワクチン「フルミスト」について
「注射がこわい…」そんなお子さまにも安心して受けていただける、鼻から吸うタイプのインフルエンザワクチン『フルミスト』の接種を当院では行っています。
フルミストとは?
フルミストは、注射を使わず、鼻にスプレーするだけで接種できるインフルエンザワクチンです。欧米では広く使用されており、日本国内でも提供する医療機関が増えてきています。
-
注射をしない!?
鼻にスプレー!?鼻へ噴霧するタイプの生ワクチンです。両方の鼻の穴に1回ずつ噴霧するだけです!
だから、痛くありません!!
しみることもありません!! -
フルミストのその他の
メリット・接種は年1回だけ!
注射だと小さいお子様は年2回の接種が必要ですが、こちらは年1回だけ!
・高い予防効果!
感染経路である鼻の中で免疫が作られるため、高い予防効果が期待できます!
・注射より長く持続!
注射のワクチンよりも効果が長く続く(注射:約5ヶ月 フルミスト:約1年)と言われています。最近は様々な感染症が珍しい時期に流行することもあるので、嬉しい効果です!
・他のワクチンの影響は無し!
生ワクチンですが注射ではないので、他の様々なワクチンの接種歴や間隔は気にせず接種できます! -
デメリット
・鼻粘膜にワクチンを直接噴霧するため、3-4割の方で接種後3-7日の間に軽い風邪症状が出ることがあります。
その際に抗インフル薬を使用すると効果は減弱してしまう可能性があります。
→接種に近い日程での旅行や試験などのイベントは念の為避けた方が良いかもしれません。 -
接種対象年齢
・2歳以上19歳未満
-
接種できない方
(ご確認ください)以下のいずれかに該当する場合は、フルミストの接種を受けることができません。
・2歳未満または20歳以上の方(※本ワクチンの有効性が実証されていません)
・熱が出ている方やそのほかの重篤な急性疾患にかかっている方
・妊娠している方
・免疫機能に異常がある病気、または免疫を抑制する薬を使っている方
例:ステロイド(軟膏・吸入薬・点鼻薬はOK)、シクロスポリン・タクロリムスなど
・鶏卵・鶏肉・鳥由来のものでアナフィラキシーを起こしたことが明らかな方(軽度のアレルギー症状なら接種は可能)
・重度の喘息を有する方、喘鳴が出ている方
・ゼラチンアレルギーのある方
・フルミストによるアレルギーを発症したことがある方
・医師が不適当と判断した方 -
接種料金
・7,380円(税込)


フルミストに関する
よくあるご質問
-
注射のワクチンと
効果は違いますか?A: 基本的な効果は同等とされています。また有効期間は注射より長く、ワクチン内と違う株(ウイルスの型)に感染しても、症状の軽減効果が期待できるなど、注射には無いメリットも確認されています。
-
フルミストは何回
接種が必要ですか?A: 1回の接種で完了します。
従来の注射型インフルエンザワクチンでは、13歳未満は2回接種が推奨されますが、フルミストは1回で効果が期待できます。 -
フルミストと注射型を
組み合わせることは可能ですか?A:はい、可能です。
たとえば、1回目を注射で接種し、2回目をフルミストで接種するという方法も選べます。その場合どれくらい間隔を開けるべきかのエビデンスはありませんが当院では最短4週間は空けることにしています。 -
副反応はありますか?
A:一部の方に軽い症状が出る場合があります。
・鼻汁症状(50%以上)が最も多く、他に多い症状は咳・咽頭痛・頭痛などの風邪っぽい症状が多いです。
・数%で熱やインフルエンザ発症などの可能性があります。脳症や肺炎などの重篤なインフルエンザ症状は報告されていません。 ほとんどは自然におさまり、重大な副作用は極めてまれです。接種直後に抗インフル薬を投与すると、ワクチン効果が減弱してしまう可能性があるため、対応には注意が必要です。 -
鼻炎や花粉症でも
接種できますか?A. 効果が減弱する可能性があるため、最終的には当日の医師の判断とさせて頂きます。また適宜鼻をかんで頂いたり鼻吸引を行う場合がございます。あまり症状が強い場合は延期したり注射に切り替えて頂きますようお願いします。
-
家族に免疫不全の人がいますが、
接種できますか?A. 接種後1.2週間はインフルエンザを移してしまう可能性があるため、可能な限り免疫不全者(免疫不全症や免疫抑制剤治療中の方)との接触は避けてください。
痛くない
インフルエンザ検査
「nodoka」
痛くないインフルエンザ検査
「nodoka」について

痛くないインフルエンザ検査
「nodoca(ノドカ)」を
導入しています
当院では、お子さまの負担をできる限り少なくするため、**AIを活用した痛みの少ないインフルエンザ検査「nodoca(ノドカ)」を導入しています。
従来のように鼻に綿棒を入れる必要はなく、お口を開けて専用カメラで喉を撮影するだけ。ほんの数秒で終わり、ほとんど痛みもありません。 小さなお子さまでも安心して受けられる検査です。
AIが咽頭の画像を解析し、インフルエンザに特有の変化(リンパの腫れなど)を検出します。発症初期からの診断が可能で、その場ですぐ結果が分かるため、早期治療につながります。
保険適用の検査となります。

-
nodocaの特長
・鼻に綿棒を入れない、痛みの少ない検査
・撮影は数秒、お子さまの負担が最小限
・AIによる解析で発症初期の診断も可能
・結果はその場で判明
・保険適用で経済的にも安心 -
nodocaの
注意点・デメリット・対象は6歳以上(お口をしっかり開けられることが条件です)
・インフルエンザの型(A型・B型)の判別はできません
・嘔吐反射が強い方や、口を大きく開けられない小児には不向きな場合があります
・AI解析のため、最終診断は医師の判断と他の検査を併用する場合があります
「検査が怖い」「痛いのが苦手」といったお子さまにも、やさしい選択肢としてご提案いたします。
nodocaをご希望の場合や適応については、診察時に医師までお気軽にご相談ください。
「検査が怖い」「痛いのが苦手」
といったお子さまにも、
やさしい選択肢として
ご提案いたします。
nodocaをご希望の場合や適応に
ついては、診察時に医師まで
お気軽にご相談ください。
「nodoca」に関する
よくあるご質問
-
nodoca(ノドカ)とは何ですか?
A:お口を開けて喉を専用カメラで撮影し、その画像をAIが解析してインフルエンザの可能性を判定する新しい検査機器です。鼻に綿棒を入れないため、痛みがほとんどありません。
-
検査はどのくらい
時間がかかりますか?A:撮影自体は数秒程度で終了します。
解析結果もその場で確認できるため、すぐに診察・治療に進むことができます。 -
対象年齢はありますか?
A:6歳以上で、お口をしっかり開けて撮影できる方が対象です。小さなお子さまや嘔吐反射が強い方には向かない場合があります。
-
検査は痛くないのですか?
A:はい。従来の鼻に綿棒を入れる方法と違い、お口を開けるだけなので痛みはほとんどありません。お子さまや痛みに敏感な方でも安心して受けられます。
-
インフルエンザの型(A型・B型)
は分かりますか?A:現在のnodocaでは型の判別はできません。必要に応じて従来の迅速検査やPCR検査を併用する場合があります。
-
保険は使えますか?
A:はい。
-
発症してすぐでも
検査は可能ですか?A:可能です。
-
他の病気も分かりますか?
A:nodocaはインフルエンザ専用のAI診断機器です。他の感染症の診断には対応していません。